ご高齢の方の元気をつける漢方薬

八味地黄丸(ハチミジオウガン)、この漢方薬の名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。あるいは別名の八味丸(ハチミガン)、金匱腎気丸(キンキジンキガン)という名前のほうをご存知かもしれませんね。

八味地黄丸は別名の「腎気丸」の名前が表す通り、「腎(じん)の気」を補う漢方薬です。

漢方でいう「腎の気」とは生命エネルギーそのものを指しています。
若いころには腎の気が豊富にあり、エネルギーに満ち溢れていますが、年齢を重ねるごとに腎の気は減っていきます。

八味地黄丸は腎の気を補い、加齢に伴う全身の疲労感、しびれや痛み、腰痛、手足の冷えやほてり、トイレの回数が多い、血圧が高いなどを幅広く改善してくれる漢方薬です。

若い方にも八味地黄丸

一般的には八味地黄丸は高齢者の漢方薬と思われているようですが、最近では比較的若い30代、40代の方にもお出しすることも増えてきました。

加齢だけでなく、ストレスや過労、睡眠不足によっても腎はどんどん消耗してしまいます。また、女性の場合ですと妊娠や出産によっても腎を消耗します。消耗し疲れ切ってしまった方には、栄養ドリンクや最近はやりのカフェインを大量に含むエナジードリンクでは意味がありません。漢方薬で「腎」を補ってあげることが大切です。

選ぶなら原末・八味地黄丸

この「原末・八味地黄丸」のすごいところは、その名の通り生薬の「原末」で作られているところです。
一切余計な加工はされていないため100%生薬の良さをからだに取り入れることが出来ます。

◎原末・八味地黄丸の製品情報◎

効能・効果
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿で、ときに口渇があるものの次の諸症:
下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れ

用法・用量
次の1回量を1日3回、食前または食間に服用する。
年齢・1回量
成人(15 歳以上) 20 丸
15 歳未満 7 歳以上 13 丸
7 歳未満 4 歳以上 10 丸
4 歳未満 3 歳以上 6 丸
3歳未満 服用しないこと

〈用法・用量に関連する注意〉
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
(2)3歳以上の幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意すること。
成分・分量 本品60 丸(1日分)中
ジオウ   1.5480g
サンシュユ 0.7740g
サンヤク  0.7740g
タクシャ  0.5805g
ブクリョウ 0.5805g
ボタンピ  0.5805g
ケイヒ   0.1935g
ブシ2     0.097g
添加物として、ハチミツを含有する。

保管及び取扱上の注意
(1) 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。
(2) 小児の手の届かない所に保管すること。
(3) 他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4) 小児で1包を分割した残りを服用する場合には,袋の口を折り曲げて保管し、2日以内に服用すること(分包剤のみ)。

製造販売元
ウチダ和漢薬

価格
1箱180g 6000円