子どもたちの元気な姿は、まわりの大人たちまで元気にしてくれますね。

  • 病気じゃないけど、何となく元気がない。
  • よく風邪をひいてしまう。
  • おなかが弱くて、緩くなりがち。
  • 全体として線が細い。
  • 疲れたり、緊張したりすると気持ち悪くなる。

いわゆる「からだの弱い子」のお話です。

西洋医学は対症療法

一般的な小児科さんを受診した場合、吐き気があれば吐き気止め、下痢をしていれば下痢止めや整腸剤、カゼをひいたら咳止めや解熱剤が処方されます。

症状が続くようであれば再度受診し薬を継続しますし、症状が無くなれば治療は終了です。

これ自体は通常の治療の流れですし、漢方の立場から見ても異論はありません。

いま出ている症状を「止める」という点において、西洋医学の薬は力を発揮します。

西洋医学で体質改善は難しい

カゼの症状を症状を止めることはできても、カゼを引きやすいという「体質」となると西洋医学では十分な対応できません。

クリニックや薬局で相談しても、「バランスの良い食事をしましょうね。」、「適度に運動してくださいね。」などの返事しかもらえなかった経験があるのではないでしょうか。

たしかに病気ではないし、検査でも異常はないと言われる。でもやっぱり心配だ。

そこで漢方薬の出番です。

小児虚弱体質を改善する小建中湯(しょうけんちゅうとう)

小児漢方の代表できな処方が小建中湯です。

中はお腹、建は(立派な建物を)建てるの意味で、胃腸を丈夫に育てる漢方薬です。

胃腸が丈夫になることで栄養の消化吸収力も上がり、代謝や免疫力が向上します。

虚弱体質の改善を目的とする場合、小建中湯を1~2週間だけ服用するのでは意味がありません。少なくとも半年以上は継続して服用することをおすすめします。

◆小建中湯の効能・効果◆

体力虚弱で、疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあ
せ、鼻血、頻尿および多尿などを伴うものの次の諸症:小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹
痛、神経質、小児夜尿症、夜泣き

生命力を養う六味地黄丸(ろくみじおうがん)

小建中湯とならび小児の代表的な漢方薬が六味地黄丸(ろくみじおうがん)です。

小建中湯がややお腹の弱い子に適しているのに対して、六味地黄丸は胃腸障害のない子に適しています。

生命力を主り、発育を促す腎(じん)を補うことで、発育不良や虚弱体質を改善する漢方薬です。

◆六味地黄丸の効能・効果◆

体力中等度以下で、疲れやすくて尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてり、口渇があるのものの
次の諸症:排尿困難、残尿感、頻尿、むくみ、かゆみ、夜尿症、しびれ

小児虚弱体質を改善するその他の漢方薬

小児虚弱体質と一言にいっても、その症状の現れ方や体質は一人ひとり異なります。

また、年齢や運動の有無によっても適した漢方薬は異なります。

明鏡堂漢方薬局の漢方相談では、小建中湯や六味地黄丸をはじめ、黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)や柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、四君子湯(しくんしとう)など、たくさんの漢方薬の中からぴったりの漢方薬をご提案いたします。

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