お子様の便の様子、すぐ答えられますか?

便秘は小児ではよく見られる症状です。

排便は1日1回あるのが理想的です。3日くらいであれば親御さんもお子さん本人もあまり気にしていないようですが、やはり3日も4日も出ていないのはからだにとってよくありません。

便秘になるとおなかが痛くなったり、おなかが張ったりして苦しくなります。また、便秘は食欲が落ちる、機嫌が悪くなる、吐き気がするといった症状にもつながります。

さらに便秘の状態が続くと、便秘の状態がからだにとって普通になってしまいます。こうなると腸の働きが弱まり、さらに便秘が悪化するという悪循環になってしまいます。

下剤はその場しのぎのお薬です

一般的に病院では「酸化マグネシウム」という成分の下剤が処方されることが多いです。このお薬は便の水分を増やして柔らかくし、排便をスムーズにするというお薬です。便を柔らかくする働きはありますが、腸の動きを改善する働きはありません。

そもそも子供は胃腸の働きが十分に出来上がっていないため、単純な下剤では根本的な解決にはなりません。

改善のポイントは「お腹のはたらきを高める」こと

漢方では、「おなかの働きを高める」ことで、自然な排便習慣をつけていきます。コウイやカンキョウ、ケイヒなどの生薬を含む漢方薬でおなかをあたため、血流を改善してあげることがポイントです。おなかの働きを高めるための薬ですので、下剤を飲んだ時のような腹痛や、下剤がクセになるといった心配もありません。

漢方では「便を出すこと」が目的ではなく、「自然な排便習慣をつける」ことが目標ですので、少し長めにお薬を続けることをおすすめします。まずは2週間服用してみて、その様子をお聞かせください。その後は3か月~半年程度がんばって続けてみてください。

お子様にも効き目の高い煎じ薬(せんじやく)をおすすめしますが、味やにおいが苦手なようであれば飲みやすい粉薬もございます。お気軽にご相談ください。