
マスクについての調査で、このような報告があります。
☆ 97.1%の人は、マスクの着用は感染症予防に有効だと思っている。
☆ 一方で、73%の人はマスクを正しく使用できていない。
マスクのつけ方合っていますか?
カゼやインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染の予防に、正しくマスクを着用しましょう。
花粉症の時期のマスクのつけ方も同じですよ。
マスクのつけ方のポイント
①マスクをつける前には、手を清潔に。

まずは石鹸で手を洗いましょう。マスクをつける手に、汚れや雑菌が付いていてはマスクが汚染されてしまいます。
②マスクの裏表を確認しましょう。
パッケージをよく読みましょうね。意外と間違えやすいポイントです。

③上下を確認しましょう。
通常、ワイヤーが入っているほうが上です。
④ゴム紐を広げ、プリーツ(ひだ)を上下に伸ばし、マスクを完全に広げます。
⑤顔にあてて、針金部分を鼻の形にぴったり合わせます。
ここが忘れがちなポイントです。
⑥そのまま顎まですっぽり隠れるように、下まで伸ばします。
⑦ 顔にフィットさせながら、耳に紐をかけます。
マスクと顔の隙間から、雑菌やウイルスが入らないように、顔にしっかりとフィットさせましょうね。

上手に着けられましたか?上の図を見ながら、もう一度チェックしてみてください。
間違ったマスクのつけ方
・鼻を出している。
鼻からも雑菌やウイルスは入ってきますよ。
・マスクを顎(あご)にズラして着用。
飲み物を飲むときや、話すときにマスクをずらして顎にひっかけている方が多いですが、感染予防の意味ではNGです。顎に付着している飛散物(雑菌やウイルス)がマスクの内側に付着する可能性があります。
・同じマスクを2日以上使う
1日1回以上は交換しましょう。1度使ったマスクは、きれいに見えても雑菌やウイルス、汚れがいっぱいです。2日以上の使用はひかえましょう。
一度外したマスクは再使用せずに、毎回新しいものを使っていただけると一番いいですね。
マスクの捨て方にも注意
一度つけたマスクの表面は殺菌でいっぱいです。なるべくマスクの表面を触らないように、耳にかけているゴムひもを持って外しましょう。
捨てる時には、マスクについた雑菌やウイルスが飛び散らないように、小さなビニール袋に入れて、口をしばって捨てるといいですよ。
マスク+漢方でしっかり予防
感染症の予防には、マスクの正しい着用、うがいと手洗いが大切です。
もっと大切なことは
病気にかからない元気な体づくり!
漢方薬は病気を治すだけではありません。漢方薬はかぜやインフルエンザなどの病気の予防にも力を発揮します。
体力をつけ、かぜを予防する漢方薬には、
- 玉屏風散(ぎょくへいふうさん)
- 人参養栄湯(にんじんようえいとう)
- 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
などがあります。
お気軽にご相談くださいね。
明鏡堂漢方薬局
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