冷え性、つらいですね。
今回は冷え性の治療でよく使われる生薬をご紹介しましょう。
桂皮(ケイヒ)
ケイという植物の樹皮を使用します。
体の内側から温める力に優れています。
冷えによる下腹部の痛みがある場合には必須の生薬といわれています。
呉茱萸(ゴシュユ)
ゴシュユという植物の未熟な果実を使用します。
冷えからくる吐き気や頭痛を和らげる働きがあります。
附子(ブシ)
トリカブトという植物の根を使用します。
老化や長引く病気など、新陳代謝が低下したことによる冷えを改善します。
当帰(トウキ)
トウキという植物の根を使用します。
血の流れを整え、冷え性や月経不順など、女性の様々な症状を改善します。
人参(ニンジン)
オタネニンジンという植物の根を使用します。
いわゆる薬用ニンジンや朝鮮ニンジンと呼ばれていた生薬です。
気を補う力に大変優れ、心身の疲れを回復してくれます。
同じように体を温める生薬でも、それぞれに個性がありますね。
漢方薬は複数の生薬を組み合わせて作られるお薬です。
漢方薬は、生薬ごとの個性を最大限に引き出しながら、体に優しく働きかけていきます。
詳しくは当薬局へお気軽にご相談ください。
明鏡堂漢方薬局
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