偏頭痛とは

症状

突然、心臓の鼓動に一致したズキズキと脈打つように痛みがおきます。

多くは、こめかみから目の辺りにかけて頭部の片側が痛みますが、痛む場所が移動したり、両側が痛んだり、頭全体が痛くなったりすることもあります。

拍動性の強い痛みに加え、吐き気や嘔吐が起こることもあります。

また、光・音・気圧や温度の変化に対して敏感になることも多くあります。

発作が起きる前に、視野の一部がまぶしくなったり、周囲のものが光で縁取りされて見えたり、星のような形が見えるなどの前兆を感じることもあります。

西洋医学の視点から

西洋医学的な原因

脳血管の一部に攣縮(けいれんと収縮)が起き、その後に血管が拡張することが原因ではないかと考えられていますが、はっきりとした原因は解明されていません。

環境の変化や飲酒、特定の食べ物、ストレスなどの刺激が発作の引き金になると言われています。

また、血管を拡張・収縮させるポリフェノールなどが含まれるオリーブオイル、チーズ、赤ワインなどの摂り過ぎも、片頭痛の引き金になることがあります。

西洋医学的な治療と問題点

一般的に、頭痛の発作を抑えるイミグラン、ゾーミック、レルパックス、マクサルト、アマージなどのトリプタン系と呼ばれる薬が第一選択薬として処方されます。

また、ブルフェン、ロキソニンなどの非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)と呼ばれる一般的な痛み止めが処方されることもあります。

決してこれら西洋医学の薬を否定するつもりはありませんが、一方で思うような効果が得られず、むしろ薬の副作用に悩まされている人がいるのも事実です。

トリプタン系頭痛薬では、中枢副作用(めまい、眠気、倦怠感)、 悪心・嘔吐、胸部圧迫感、息苦しさ、体の痛みなどの副作用が報告されています。

非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)では、胃粘膜障害、出血傾向、腎障害、アスピリン喘息、インフルエンザ脳症増悪などの副作用が報告されています。

また、慢性的に頭痛薬を服用することで薬の量が増え、効き目が持続する時間も短くなり、やがては薬そのものによって頭痛が誘発される「薬物乱用頭痛」につながります。

何よりも、西洋医学的な頭痛薬はあくまで一時的に頭痛を緩和するだけで、根本的な解決にはつながらないという問題があります。

漢方薬による偏頭痛治療

「冷え」と「水滞」が原因

東洋医学では、さまざまな原因によって頭痛が起こると考えています。

慢性的な冷え性やストレス、疲労、むくみ、不眠症、食欲不振、軟便あるいは便秘、血行不良や貧血、呼吸器の乱れ、月経不順や月経痛など、一見、頭痛とは関係なさそうな思わぬ不調が頭痛の原因となっているのです。

偏頭痛においては、冷えと水滞(すいたい)が原因となっているケースが大半です。

水滞とは、からだの中にある水のめぐりが悪く、停滞している状態を指します。

漢方では古来より「不通即痛(通ぜざれば、すなわち痛む)」という考え方があります。

簡単に言えば、血でも水でも気(気持ち)でも体内で何らかの滞りがあれば、そこに痛みが出るという意味です。

何事も冷えれば固くなり、動きが悪くなるものです。

偏頭痛の治療においては、からだを温めることで、停滞した水の流れを改善することがポイントとなります。

呉茱萸湯と五苓散料を併用

偏頭痛の治療に用いられる代表的な漢方処方に呉茱萸湯(ごしゅゆとう)と五苓散料(ごれいさんりょう)があります。

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
◆効能・効果◆
体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するものの次の諸症:頭痛、頭痛に伴うはきけ・嘔吐、しゃっくり
五苓散料(ごれいさんりょう)
◆効能・効果◆
体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔
<効能・効果に関連する注意>
しぶり腹とは、残便感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すもののことです。

一般的には、

  • 寒冷刺激で増悪する頭痛に、呉茱萸湯
  • 雨天時に増悪する頭痛に、五苓散料

とされています。

漢方治療においては、「体質に合った漢方薬を服用することが大切である」と言われ、世間一般では呉茱萸湯のみ、もしくは五苓散料のみを処方されるケースが多い様です。

しかしながら、実際には冷えと水滞のどちらか一方のみではなく、両方の性質を併せ持つタイプの偏頭痛が最も多く見られます。

そのため、当薬局の偏頭痛治療では、呉茱萸湯と五苓散料の同時服用をおすすめしております。

私見ではありますが、呉茱萸湯と五苓散料を併用することで、それぞれの薬効が相乗的に働き、よい結果が得られています。

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偏頭痛の痛みを一時的に抑えるだけでなく、偏頭痛を起こさない体質を目指すのが漢方治療です。

1日でも早くつらい偏頭痛から解放されるために、まずはお気軽にご相談ください。

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